大手企業やメーカー、商業ビルなどでは宣伝用として建物の外壁の高い位置にLEDビジョンを設置して動画を映し出すことを行っている場所が増えている傾向にあります。普通の看板では不可能な映像を映し出すことができることが最大のメリットになりますが、LEDビジョンはデジタルサイネージよりも明るさが抜群にあり、太陽光など明るい光が差し込んでも視認性が抜群に良いというメリットも魅力です。デジタルサイネージの場合は液晶パネルになることから重量があることと、大型インチでは対応しきれない問題がありますが、LEDビジョンはメーカーによって違いはあるものの、四角形のコンパクトサイズを縦横自由自在に接続することを可能にしているので、例えば高さ2m、横6メートルなどとした大型看板も可能になります。軽量素材で作られていることで外壁に固定をする際に大掛かりな工事を不要にできるメリットもあり、落下する危険性を限りなくゼロにすることも可能です。

LEDビジョンは開発されて普及が始まった頃よりもパネルの価格が安くなっているものですが、大画面にするにはそれなりの料金が必要です。耐久性は約10年と言われているように、永久的に保てるものではありませんが、短期間で壊れてしまったとしても、その部分だけを交換できるメリットもあります。実際にはメンテナンスをしっかりとしていれば10年以上が経過しても問題なく使い続けることも可能としているので、総合的な判断では宣伝用としてはメリットの豊富な電子看板です。